人工透析排水プラント

オゾン活用の画期的排水処理システム

ME式透析排水オゾン処理システム
透析排水は高濃度BODであり、種々の薬品等も含まれておりますので、
未処理で放流されれば河川等の自然環境に大きなダメージを与えます。
当システムは放流水の排水基準を守り、自然環境を保全するエコでク
リーンな排水処理システムです。

system

人工透析排水処理設備について
建築物の用途別によるし尿浄化槽における処理対象人数算定基準によりますと、
「臨床検査部門、放射線関係、手術室、人工透析施設の排水は、浄化槽に流入されてはならない」
とあります。
特に人工透析排水は蛋白質や糖分を多量に含む汚濁成分の高い排水のため、従来の排水処理施設
では十分な効果が期待できませんでした。
ME式透析排水オゾン処理システムは、従来困難とされてきた高負荷排水処理を、オゾン・高密度
接触材等を使用することにより、微生物の大量培養が可能な固定床での高効率処理(BOD容積負荷
2kg/m3)を可能にした全く新しいシステムです。
さらにこのシステムは中和剤の補充以外は全自動運転ですので使用される方々の手を煩わせること
のない設計になっています。

透析排水オゾン処理システムの特長
・オゾンの強力な酸化力により、酸化分解が促進され効率のよい処理と脱臭にも効果があります。
・特殊接触剤を利用した高度生物処理により高負荷に耐える処理が可能です。
・一般の活性汚泥処理とはことなり接触酸化処理ですので設置面積がコンパクト(約6割)です。
・水槽はステンレス仕様で耐久性も抜群です。
・ステンレス水槽は工場組立で地上置型のため現場工期と設置コストを大幅に短縮できます。
・機械室は防音仕様です。
・地上置型のため、リース契約も可能です。
・オプションでカラー展開も可能です。

■特別指定型河川放流タイプ
service01
BODを10ppm以下に処理し、さらにpHを調整し、脱窒素・脱リンして河川に放流するタイプ。

■標準型河川放流タイプ
service03
BODを20ppm以下に処理し、さらにpHを調整して河川に放流するタイプ。

■公共下水放流タイプ
■pH調整タイプ
service02
BODを600ppm以下に処理し、さらにpHを調整して公共下水道に放流するタイプ。

水素イオン濃度のみを調整(pH5.8~8.6)して公共下水道に放流するタイプ。